LAMP IN TERRENはまだ行ける。さあ、行こう。
GW突入!otodenwaです。
RO JACKの1次予選通過者が出そろいまして、私最近はわりとガチで666組聴き漁っておりました。地獄でした。笑
でも好みのバンドを見つけるとやっぱり楽しいんですよね。世の中良いバンドがたくさんいる事も再確認できる反面、それでも解散するバンドもいて世の中厳しいなーとも思います。
この話は暗くなるので、ここまでで。
今日は邦ロック好きなら知っている人の方が多いかと思いますが、LAMP IN TERRENをご紹介致します。
LAMP IN TERREN
2013年にMASH A&R主催オーディションMASH FIGHT Vol.2で優勝。前年優勝のオーラル、特別賞のフレデリックの曲調からして私にとっては意外な結果でした。
RO69JACKでグランプリを獲得し、COUNTDOWN JAPANに出場。
2015年にメジャーデビュー、そこからはタイアップなどもあり、現在に至る。
ここまででとりあえず一言。MASH FIGHTの打率良すぎじゃない?
こんな打率高いオーディション、他には無い気がする。大人本気出し過ぎ。(過去にはグランプリがいない年もあった、それくらい本気)
まあ、その本気の大人を唸らせる実力があったということですね。自分もMASH FIGHTでテレンを知ったんですが、まずはボーカル松本大の歌でだいたいの人は引き付けられますよね。
なんて声してやがるんだ。さあ、ここから始まる松本大のターンなんですが、10分7秒からのL-Rという曲、鳥肌です。極めつけはギターのアルペジオが始まる部分。30回はリピートできる。
昔からイントロや間奏では良い感じに遊びがあり好きだったんですけど、やっぱり松本大の声が圧倒的すぎて、周りにはもうちょっと楽器に面白さが欲しいなと思う人もいました。確かに言いたい事は分からない事もない。
メジャーデビュー曲で、サビまでが長い緑閃光をMVに持ってくる当たり相当好きです。
テレンらしさが詰まってて、緑閃光聴くと良い曲だーって今でも思います。
その後、佐々木蔵之介、永作博美主演の映画『夫婦フーフー日記』の主題歌に使用されたボイドが収録されたアルバムをリリースするのですが、ここ辺りからちょっと曲に変化を入れようと試行錯誤し始めた感じが見えるかも。
声だけでなくサウンド面での工夫がある曲も。ただ、このアルバムは自分としては前作を超えられなかった気がする。テレンに前より大きい期待があったのも作用しているとは思うけど。
そんなこんなしていたら、初期のテレンでギターを弾いていた大屋が再加入。(LIFE PROBEのレコーディングには参加していた)
正式にLAMP IN TERRENは4ピースバンドになり、快進撃が始まるわけです。
大屋を再度加入させたのは正解だとここで感じさせられた。テレンの曲には繊細な表現が求められ、それはギター1本よりも2本の方がより実現できる。
ここから、歌メインのバンドではなくなり、色々な楽しみ方ができるバンドになった。
そして、非常に成長スピードが早い。
良い表現方法ではないかも知れないが、少し現在のバンプに寄った?とも思うけど、テレンらしさはしっかり残っている。そして何と言っても曲調が適度に明るく、1つ扉を開き切った感じがある。
本人達は、今が最高に音楽を楽しんでいる時期なのではないかなー。充実してそう。
と、思っていたらもう一段階成長してきた。
otodenwaが選ぶ最近の問題作ランキングベスト1位の『地球儀』
いや、色々問題ありすぎるでしょ。遂に踊り始めた。この前米津玄師が踊り始めたと思ったらあんたも踊るんかい。どんだけ踊ってない夜が気に入らない勢だよ。
ちょっと話はそれましたが、テレンの曲で一番好きな曲になったかもしれない。緑閃光を追い越したかもしれない。そういう意味で問題作。
そんな地球儀も収録されている3rd ALBUM、ぜひ手に取ってみては?