格好良いバンドにはもう飽きた!それならソールドシュガーを聞くが吉。
拳突き上げておっしゃああああああああ!!!!!
おるっっらああああああああああああああああああああああ!!!!
ってなるバンド、皆好きだよね。me too.(先週に続く拳ネタすまん)
でも毎日聞くと胃もたれする。胃もたれってか夏バテ。
だからたまにはさらっとしたバンドが聞きたくなるし、これから夏の終わりが近づいて少しセンチメンタルな気分になってくるわけですが、皆さん準備できてますか?
さらっとしたバンド。エネルギーを使わないで聞けるバンドの準備。
君の手札にはちゃんと準備されてますか?
一番気分の落ち込みやすい秋がくるぞ。
その準備で、その装備で大丈夫なのか!?と私は言いたいわけであります。
ソールドシュガー
イントロで優勝。先頭打者ランニングホームラン。
朝、昼、夜問わず聞ける曲。
日常に溶け込む曲が歌えるバンドって一度流れに乗るとなかなか飽きられない。
歌詞が強かったり、サウンドが尖ってたりするバンドって流れがくるとバーン!と売れるし一時期アホみたいにそればっかり聞いちゃうんだけどどこかで反動がくる。
急に、今はこの気分じゃないなー。ってなる。
でもソールドシュガーの曲は良い意味で、ながら聞きができるからずっと飽きる事が無い。
毎日の生活音みたいなもの。朝、鳥が鳴いているという事実を人は知っているけどそこに対して深く考えたりしない。それと一緒。
歌詞なんて数回聞いただけで全部すっと入ってくるようなものでは無いけど、1フレーズだけでも響く箇所はある。
その1フレーズはきっと聞く人によって違うけど、何かしらその人にとって大事な1フレーズなんだと思う。
ここまで一切音楽的なアプローチをしていない自分がいるのもきっとそういう難しい話をするためのバンドじゃないからなのだろう。
イントロで優勝。サヨナラランニングホームラン。
シンセが入っていてよりポップさが出ている。
そしてかなり失礼かもしれないが、本当に歌詞が入って来ない。
心地いいくらい歌詞が入って来ない。
何十回でも聞ける。むしろ途中からちゃんと歌詞を聞きたくなってきちゃう。
でも聞いてる途中でもう脳みそはおやすみモード。
聞き終わって「あ、またちゃんと聞けなかった」ってなる。
だからまた聞く。
気付いた時にはなぜか口ずさめてしまう。なぜか嬉しくなっちゃう。
ソールドシュガーはいつまでもこういうバンドでいてほしい。
初めて聞いて心にバチコーン!と刺さるような曲ではないから急に人気が出るってことは少し難しいかもしれない。それでもコツコツと自分達の音楽をやっていけば必ず人気が出るはず。
やっと音楽的な話をすると、メロディーのセンス、Bメロの落とし方、休符の使い方がめちゃくちゃ良い。
特にギターのがっつり弾く所と弾かない所の使い分けが優秀。引き算上手。
4つ打ちが流行って、その反動で歌詞重視のバンドが増えた。
その反動は次にどこへ向かうのか。
次に来るのはここまでのポップソングでは無いと考えているが、次の次に来るのではないでしょうか。
ソールドシュガー、2〜3年後にはかなり大きくなっている気がします。