とにかくLAMP IN TERRENのライブが良すぎる
昨日はひどい雨でしたね。でも夜には雨が止んでよかった。傘は折れました。
otodenwaです。
確か初めてですね。ブログで2回目の紹介をするのは。
もう圧巻ですよ。
LAMP IN TERREN
LAMP IN TERRENはMASH FIGHTというオーディションで優勝し、RO69JACKというオーディションでも優勝し、松本大の暴力的とも言える最高の歌声と時折見せる遊び心のある楽器隊ががっつりうまいこと噛み合ってできているバチバチのロックバンドである。
って書くと順風満帆に聞こえるかもしれないですが、第一回MASH FIGHTグランプリのオーラル、特別賞のフレデリックと比べられたり、あの頃はまだ四つ打ちブーム全盛期でテレンの曲調ではなかなか人気に火がつかない時代もあったのですよ。
ラブシャのあまり人が来ないオープニングアクト(前ブログに書いたけどラブシャのオープニングアクトは見たほうがいいぞ!)やHigh appsの新木場コースト外ステージでのライブを見ていたから、ここまで大きくなってきたことがファンとして純粋に嬉しいのですが、あまりファン目線でブログを進めると文字数が膨大になってしまいますのでテレンへの愛はこの辺で終わりにします。
とにかく今日は、まだLAMP IN TERREを見たことがない人に。
とりあえず1時間30分下さいって話をしたい。
先日、3月に行われたツアーファイナルのライブ映像が公開された。
しかもMCを含めた全編公開だ。
頼むから見てくれ。無料だ。お金はかからない。きっと後悔しない。
画面越しでも伝わるものがある。テレンの曲には場所を選ばない強さがある。
最初から淡々と、でも静かに熱を帯びた歌声。
途中シャウトを混ぜながらどんどんヒートアップするライブ。
このライブに対する半端ではないテレンの意気込みが観客さえ飲み込んでしまい緊張に包まれてしまう会場。
それを察してか、そこに優しく明かりを灯すMC。
全てが映画みたいである。ロックスターとはこういう人達のことを言うのだと思う。
そしてこの日、現地でも思ったが4人のLAMP IN TERRENに戻ったことが本当に正解だったと再度思い知らされた。スリーピースではできない細かな表現、特に闇と光の振り幅が大きいこのバンドにとって一本ズッシリとした楽器隊の美味しさがあるのはかなりでかい。
また、その中でベース中原の存在感は年々増すばかり。昔はがむしゃらにフロアを煽るようなステージングが目立ったが、今ではサウンド面、演奏面でもしっかりバンドを盛り上げる。
結果、皆さま大好き凡人ダグが終わる頃には全員がLAMP IN TERRENの世界観に没入。
こうなってしまえばもう何も不安要素は無い。各々が好きな様に、思うがままにライブを楽しむだけである。
そしてバンドとファンの熱気が一緒になる瞬間が訪れる。この瞬間がライブの醍醐味である。
ピアノを弾き語る松本大。
ハンドマイクになり自由にステージ上を動き出す松本大。
これもスリーピースではできなかった事だろう。単純に4人楽器がいるとできる事も増える。そしてそれを難なくこなせるテレンのメンバー。
一つ一つやるべき事を地道にこなしてきた彼らの底力をそこに見た。
大屋のギターは決して派手では無いが、確かにそばにいる事がわかる。もしかしたら、そばにいてくれる事がわかる。といった表現の方が合っているかもしれない。
川口のドラムは、昔から安定。本当に安心して聞ける。ぶれない。縁の下の力持ち。Mr.ドラマー。ブログ面白いからみんな読んだほうがいい。
ライブはアットホームな緩いMCを挟み、ラストスパートへ。
名曲が次々と会場を沸かす。冒頭でも書いたが、振り幅が凄い。
一気に視界が開けた様な感覚に陥る。
どんどん周りのファンもヒートアップして声が大きくなったあの瞬間。全員が飛び跳ねた地球儀。
何回聞いても地球儀は良い。
そして最後の涙無しでは聞けないMCからのBABY STEP。
全てが美しい。
以上、どうでしたか。
もし、この1時間30分で彼らの音楽に救われた人がいたなら、このブログを書いた意味が少しでもあると思います。
初めてテレンを聞いた人、また、名前は知ってたけどちゃんと聞いた事がなかったという人は画面を飛び越えて次は彼らに会いに行ってみてください。
きっと自分もその場にいる事があるので、一緒に手を挙げて、一緒に飛び跳ねましょう!
では、今回はこの辺で。