平成のドリームポップここに完結、Balloon at dawn
サッカー日本代表のW杯が終わった。
久しぶりに悔しくなったなー。大人になっても悔しいと思う気持ちがまだ自分にあったことにびっくりした。
4年後の戦いはもう始まっているともいうが、とりあえず今日で今回の日本代表は終わりである。
そして、この夏、平成が終わるこの年にまた1つのバンドが終わりへと進み出した。
絶望的にノスタルジー、温もりのある声、繰り返されるリフ、深みのあるシンセ、湿ったドラムの音、漂う様に動くベース、全てが完結に向かうための布石。
その中で自然と湧き出てくるのは始まり。新しいスタート。
ここ数年、解散するバンドはあまりにも良い曲を最後に残して行く。
最近だとチャットモンチーのこれ。
少し遡るとandymoriのこれ。
Balloon at dawnのあたらしい海はこれらと同じ匂いがする。
最後をしっかりピークで終えれるバンドというのは世の中多くはない。
どこかしらで落ち目があって解散に向かうバンドがある中でこのバンドは最後までしっかり進化と成長を見せてピークをここに置いていく事ができた。
完結って言葉をチャットモンチーが使った時、すごい腑に落ちた。
同じ様に完結って言葉がBaloon at dawnからも聞けた事を大変嬉しく思う。
個人的にこのシーンがもっと盛り上がって欲しい。
シティポップが流行った時にあわよくばドリームポップも続いてほしかった。
音楽の中毒性とフェスブームがかっちりマッチするのはドリームポップではないだろうか。
もっと頭を空っぽにして音楽に身を任せろ日本人。笑
まあ、何を聞くかは個人の選択ですから押し付けませんけど、もっと色々な音楽を楽しめるといいよね!!
監督/撮影/編集 しばたありぼぼ
そう、あの、あの、ありぼぼである。
ありぼぼである。
すまん、ちょっと真面目に語ったせいで話題を作りたくなってつい。
音源も演奏も荒削りだが良い曲。この頃から才能が溢れ出ている。
個人的にかなりトリップできるのはこの曲↓↓↓
パンの振り方が最高。
左右で音がゆらゆら鳴って脳みそが溶けそうだ。
だがしかしそんな曲も終盤になると音を特定するのが難しくなってしまう。
果たして何が鳴っているのか、何が聞こえているのか。
全然わかんないけど多分それくらいで良いんだと思わされる。
理論とか理性とかじゃなくて感覚、感性。
なんか気怠い夏に、Balloon at dawnいかがですか。
クライマックスから見始めても確実に楽しめると思いますよ。