名前で敬遠するのはもったいないよ。negative campaign
雨ですね。ずっと雨ですね。
でもこの梅雨が終われば夏ですね。
本日otodenwaがおすすめするバンドは、梅雨が終われば夏だ〜〜〜〜!バイクに乗ってどっかへ行こうかなぁ〜。みたいな気持ちにさせてくれるバンド。
そしてそしてライブが良いバンド。
彼らだったら見に行ってもらって大丈夫!
自信をもっておすすめしますから自信をもってチケット代払ってください!
そして自信をもって周りに広めてください!
negative campaign
東京にてクオリティの高い曲を産みだし続けるロックバンド。
初めて彼らの名前を知ったのは2017年頃か。
最初はネガティブキャンペーンという名前だけで正直敬遠していたのだが、2018年にライブを見たら曲のクオリティの高さ、メロディーの良さに脱帽。
これはヤバいもの見てしまったって感じで、呆気にとられてしまった。
とりあえず今日は誰もが納得する名曲《スーパーカブに乗って》を聴いてほしい。
パワーポップを軸に展開されるサウンド、スーパーカブというバイクをテーマに選ぶチョイスの良さとちょっと鬱々しい歌詞とのバランス、最高のメロディー(何回でも言います)が揃っているこれを名曲と言わずなんと言うのだろうか。
ドラムが細かくリズムを刻む最初の30秒から、ベースバキバキでパワーを感じる30秒の合計60秒が焦れったい。
続くAメロはネガティブを感じる歌詞で構成。
『雨降りのホリデー』『煮え切らない想いの数だけため息吐いて』
『どうにか持ち直した空』『働かない頭』など、イントロの何かが始まるワクワク感を一掃してくる。ただ、それを言葉通りのネガティブに感じないのはサウンドとの調和のうまさか。
その後には、サビへ飛び出すための助走として完璧な仕事をするBメロが続く。
Aメロとは逆にネガティブをどうにか振り切った歌詞からエモを感じる。
サビは圧巻。何回でも聞ける。もうそれ以外に言葉はない。
スーパーカブ知らないやつは出直してこい。MVのコメント欄にあったけど秒速見て出直してこい。
あとサビ前でブレイク使わないの地味に良いよね。評価できるよね。格好良いよね。
間奏もすぐギターソロじゃなくてそこまでの溜めがあるの本当にご馳走様ですって感じだよね。ロック好きの人はサウンドだけで虜になるでしょこんなん。
楽器のことよくわかんないって人はスーパーカブがわからないとしてもその他の歌詞に共感できたりするんじゃないかな。あとやっぱりメロディーの良さ(本日何回目だよ)で好きになるんじゃないですか。いや、まじで。
メロディーが好きです!と言う理由でバンドを応援しても良いんだよ?
好きなバンドマンが書いた歌詞に全て共感して、好きなバンドマンの発言なら全部肯定しちゃってみたいなことしなくても良いんだよ?
良いじゃん、メロディーが素敵!で好きになっても。
と、散々Aメロの歌詞がああだこうだと言った私が言うのもおかしい話ですが。笑
さあ、気を取り直してここらへんで次の音源をおすすめしたいところですが、MVはこれ一個しかありません!残念!
《スーパーカブに乗って》も入っている最高のアルバムを今年1月にリリースしてるから気になった人はそちらで対応してください。