繊細でがむしゃらな新型パンクロックTHE RODEOS大流行の恐れ
あけましておめでとうございます。今年も良いバンドと出会える事を楽しみにしています。
なかなか仕事が忙しくて更新ができないかと思いますが、読者の皆様ゆるりと待っていて下さい。そして今年も宜しくお願いします。
つーーーーーーことでっ!新年1発目!
新型パンクロックバンドの3日前に投稿されたMVをくらいやがれ!
アイリッシュ、ラテン、フォーク、カントリーetc...をパンクとうまく融合させて作られた曲に心弾むこと間違い無し!歌声も魅力的!
2018年のFUJI ROCK〜ROOKIE A GO GO〜に出演した実力派でもある。
第一声、そしてイントロ。ここまで30秒で既に勝負あり。
インパクトも音楽的面白さもMVの作りも満点。
結構細かいこだわりがありそうなので下手な事を書けないと思い一瞬筆を置くか迷ったが、それよりこのバンドが流行る方がわくわくするのでいつも通り個人的解説をしていく。笑
まず再生ボタンを押して0秒。影だが一般的なバンドにしては明らかに人が多い。
再生ボタンを押して1秒。ここで第一声。声が格好良すぎる。
再生ボタンを押して4秒。光に照らされて全パートが判明する。
画面向かって左からバンジョー、ウッドベース、アコースティックギター、エレキギター、アコーディオン、後ろにドラム。
情報過多!誰が見ても明らかに情報過多である。
この6人全員がメンバーなのか?どうなんだ?と思っていたらイントロでお茶目に入ってくるバンジョー!キャッチーにもほどがある!
その後全員ちゃんとメンバーだと言わんばかりに全パートにカメラが向けられる。
良くできている。本当に良くできている。というかちゃんと作られている。
そう、誰にでもわかりやすいように、、、
うまく作られている。
これが最初に細かいこだわりがありそうなバンドだ。と私が発した理由でもある。
ここで超個人的な見解を1つ述べさせてほしい。
超個人的意見ですので気に障ったら申し訳ない。
「わかりづらいからこそわかりやすくあれ」の世界
本人達曰くこのバンドは「ワールドミュージック ミーツ パンクロック」らしい。私もこの例えは良いと思う。ちょうど良い塩梅。言い過ぎでも無いし分かり辛くもない。
ただ正直、音楽を幅広く聞かない人にはこのワールドミュージックって何なんだ?とハテナしか浮かばないことだろう。
パンクはざっとしたイメージでわかるけど、ワールドミュージックとは?となる人がいても、まぁそうでしょうねって感じ。
でもそれじゃ、このバンドはダメなんだ。そのハテナを放っておけないんじゃないだろうか。
ちゃんと「ワールドミュージック ミーツ パンクロック」はこういうものだぜ!って提示して好きになってもらいたいのかもしれない。
私を例にあげると、アイリッシュやフォークうんたらかんたら...とMV説明で書きましたけども、あのジャンルとあのジャンルをパンクと混ぜたのね。そうなのね。それは凄い!となった読者はどれくらいいたでしょうか。
そんな説明するんだったら楽器をアップで映して、民族感溢れるパートのソロを目立たせた方が早い。ドラムを跳ねさせて、ウォーキングベースを入れた方が耳なじみも良いしワールドミュージックの意味がちょっとわかる。
なんか聞いた事あるぞこの感じ!って思わせたら急に身近に感じられるやつだ。
THE RODEOSに出会ったのを機に、ワールドミュージックというものにも興味を持ってくれたらなんて、そういう思いももしかしたらあるんじゃないか。と曲を聴きながら、MVを見ながら思いました。
南米に行きたくなりました。
じゃなくて、本当に裏切らない。
音楽に詳しい人もジャンルとかそこまではあんまりわかんない人にも聞いてて楽しいを届けられるバンド。
音楽に詳しい人はこのパートが面白い。あのフレーズがああだこうだと語り合って、楽器がどうとかわからないけど良い曲!って思ってくれた人は一緒に歌おう騒ごう踊ろう!みたいな誰でもウェルカムな感じが滲み出ている。
音楽で人と人の垣根まで越えるのか、THE RODEOS。
いつか色々な国の人が同じライブハウスで彼らのライブを見ていて、その中にはもちろん日本人もいて、ディッキーズ姿や仕事帰りのスーツ姿、ファミリー層、学生がいて。みたいな光景を見てみたい。
言葉で説明するよりも動画が一番だ。笑