ポップだけどオルタナ?格好良い?可愛い?クセになっちゃうOh No Darkness!!
暑いのか寒いのかよくわからない季節ですが皆様いかがお過ごしでしょうか。
どうもotodenwaです。
突然ですが、よくわからないって言葉、よくわからないけど良くないですか?
よくわからないけど好き!みたいなのって良いですよね。よくわからないけど。
大阪の人が使う知らんけどと同じような感じですかね。よくわからないけど。
あ、そうそう。今日は大阪のオルタナティブバンドを紹介します。
びっくりマークまで含んでバンド名なのでお間違いなく!!
Oh No Darkness!!
とりあえずざっと紹介からしますね。
大阪の3ピースバンドで女性ボーカル。
声は第一印象が可愛い感じ。でも芯があってどこか力強い。
のびやかで声が踊っているみたいといったところでしょうか。
バンドサウンドは、実験的と言ってもいいだろうか。オルタナ好きには確実にヒットすると思います。
実験的は大げさすぎるかもしれないが本当にサウンドの幅が広い。聴いてて単純に飽きないし面白い。
さあ、お待たせ致しました。
それではここでMVをどうぞご覧下さい。
まず、タイトルが「火星年代記」
これだけでちょっと惹かれる人がいるはず。
次にイントロが長い
現代の高速情報社会においてイントロを短くしてすぐ歌に!という流れがあるなかこの曲なんと歌い出しまで約50秒。我が道行ってる。
もちろん曲も良いけどこういうバンドのスタンスも好き。
それでこそオルタナ。
曲は盛り上がりがガツンとあるわけでもなく淡々と進んでいくのだが、所々でちゃんと耳を惹き付けるフレーズだったり音だったりがあって、聴き終わった瞬間にもう一度聴きたくなる。
よくわかんないけど気になってしまうんだ。
曲調的にもふわっと聴いてしまいたくなるけど細かく聴くとまた違う味があり非常に良い。
そしてやっぱり声が良いですよね。可愛い声だけども芯がありとても魅力的な声。
初めて聴いた時に、映画ソラニンの宮崎あおいが脳裏に浮かんだんですけどわかりますか?わかってほしい。わかってくれ。わかってくれることを願う。
よくわからないけどそんな感じ。
あ、あの、ここで突然ですが残念なお話があります。
MVこの1曲しか無いです。ごめんなさい。
というかyoutubeチャンネルには音源1つ、シングルのトレイラー1つ、火星年代記のデモ音源と先程見てもらった火星年代記のMV1つの計4つしか動画はないです。
ただその代わりにサウンドクラウドには音源がたくさん。
正直言うとサウンドクラウドを最初から紹介したかったのですがやはりMVがあるとないとでは印象が多少変わるかなと思ってとりあえずMVを紹介しました。
そう、このバンドの本質はサウンドクラウドにありです。
デモ音源含めて9曲、デモ音源無しでも7曲。
一番新しいアップロード音源のCASTは、これが火星年代記演奏してるバンド!?って思うくらいディープ。ギターの音潰しまくりで最高です。
全曲聴いてもらえると一番良いんですがそういうわけにはいかない人もいるでしょう。
個人的に一番好きなA-90と先程紹介したCAST、キャッチーでポップな一面としてBossanova!!!をマストで聴いてみてほしい。宜しく頼みます。
さて、どうでしたか。Oh No Darkness!!
我が道を行くスタンス、多彩なバンドサウンド、魅力的なボーカルetc...
今ではなかなか見ない珍しいバンドだと思います。もはや絶滅危惧種だと思います。
youtubeのチャンネル登録は100人未満、ツイッターのフォロワーは1000人未満。
傍から見ればまだまだのバンドかもしれませんが、数字以上のものをこのバンドは持っていると思います。
もっと良いプロモーションの仕方だって、もっと効率の良いやりかただってあるかもしれないけど自分を貫く姿勢とそれが溢れ出る音楽性。
これが現代の流れに左右されないオルタナティブロックバンドです。
今この記事を読んでくれている貴方が数字だけに捕われず、自分の判断でOh No Darkness!!を評価してくれることを願います。
それが例え良い評価でも悪い評価でも。